譚瑞午vsシュテガ- ヨーロッパ選手権2012
ヨーロッパ選手権2012男子シングルス準決勝、譚瑞午vsシュテガ-の動画です。
今大会好調だったシュテガ-。3回戦でギリシャの強豪カットマン・イオニスとの際どい試合を切り抜けると、準々決勝ではサムソノフをストレートで破りました。現ドイツ国内チャンピオン(ボル様は「国内大会卒業」でしょうか?ここ数年ドイツ選手権には出場していない)にしてロンドン五輪団体代表ですから不思議ではありませんが、やはり意外な選手が上がってきたという感はあります。
しかし意外と言うなら、譚瑞午はさらに意外。北京五輪のベスト8以来ほとんど名前も出ることがありませんでしたが、この大会ではブレイクしました。
小柄な体で動きまわり早い打点で連打する譚瑞午と、古き良き(?)ヨーロッパスタイル・下がっての引き合いを指向するシュテガ-。対照的な戦型の対決は見ていて面白みがありますね。
が、勝敗を決したのはメンタル面が大きかったようで。シュテガ-は「譚瑞午のサーブのインパクトが体に隠れている」とずっとアピールしていますが、審判に聞き入れられず。確かに厳しい審判ならフォルトを取られそうなサーブですが、それで精神的に崩れていってしまったのは何とも・・・。シュテガーは結構試合中にキレてしまう選手ですが、メンタル面の成熟がないと今以上の成績はないのでは。その点は現在のメイスも同じですかね。
とはいえ、譚瑞午の前陣プレーは素晴らしい。小柄な選手には参考になりそうな戦型ですね。
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2012年10月23日
コメント
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コメント (13)
シュテガー、最後のセットは完全に気持ちがきれてましたね…
技術はあるだけにもったいない。
でも、左対右だと、サーブが隠れて見えるのはある程度仕方のないことだと思うのですが…
右対左だと体に隠れてインパクトの瞬間が分からない事がお互い多々あると思います。。。
が、シュテガー選手は、それ以前に先に攻められ、攻めてもミドルを狙われ手に負えない感じですね。。。
こうなると、審判へのアピールも空しくなります(~~;。。。
レシーブは自分の立ち位置でどうにかなると思うんで。。。
譚瑞午の圧勝と思います。。。
それを普通に下すボルサマは鬼と思われます(^^;。。。
ボル様優勝!おめでとうございます!(^^v。。。
y.k
シュテガーにとっては悔いの残る内容でしたね。
確かに、シュテガーのサーブはインパクトが見えますが譚瑞午のはおそらく右利きのシュテガーの立ち位置ではほとんど見えなかったでしょう。そこで気持ちを入れ替えられるかどうかが大きかったようですね…。
う~ん・・・確かに右のレシーバーにとっては
アームハイドというより、ボディハイドに近く見えるフォームですね、
譚瑞午選手のサービス。
旧ルール時代、左の、特に速攻型選手の多くは
むしろ「絶対に(インパクトを)見せない」くらいのフォームを
各々研究していたと記憶しますから、
隠す気はなくとも、「ギリギリセーフ」は致し方ない部分も・・・
(ただ譚選手のフォームはだいぶ極端ですね(^^;) )
譚選手の前陣超速フットワークにも驚かされました!
ガシアンの仮想選手・・・にしては若すぎるかな、というほど。
小柄でバック表なこともあり、下げられたらキツいはずですが
カットで来ましたか・・・興味深い個性派、頑張ってほしいです☆
譚瑞午のサーブのフォームはインパクトが体の後ろでしかも体をかなり斜めにしているので隠れやすいですね。これだと左利きでも見づらいのではないのでしょうか?
サーブを出すときは相手が構えている位置を考慮して出すべきだと思います。確かにシュテガーのメンタルに問題はあると思いますが、正直シュテガーの気持ちもわかります。
インパクトを相手に見せるというルールは審判が判断するには難しい時もあると思います。審判は選手と明らかに視点が違うので・・・。
私はこれは卓球界の重要な問題だと感じています。このことについてカメラを設置するなどの対策をとるべきだと思います。
しかし、ボル様はこのような選手でも勝ってしまうとは・・・。恐ろしい強さです!!
確かに微妙なサービスではあります。
が、シュテガーのサービスもアームハイドに近いと思いますよ。
補助剤問題と並んで、サーブについては、より厄介なことと思います。
五輪女子単決勝で、「斜め」のフォルト後にしゃがみ込みサーブまでフォルトを取られて丁寧が涙したのはついこの前の話です。動画では4ゲーム11-11のとき”一度だけ”シュテガーが直接譚に注文を付けていると観ました・・。「インパクトを見せる」相手は審判ではなく対戦者でしょうから、そもそも審判が判定出来るのでしょうか?ルールが分かる方に教えて頂きたいです。
3ゲーム2-0からのシュテガーのロビングは見事、さらに譚の伸び上がってのロビング打ちは圧巻です。バックカット3連発もあった。同じく左で小柄な丹羽君もロビングなどはこなす、しかし譚のフットワークのすごさと気合からは、一学年下の森薗君のプレースタイルが近いと感じるのです。
長谷川信彦さんがサーブレシーブの間隔をバッドマナー
ギリギリで短くしたり長くするのを戦術として使っていた、
とどこかで読んだことがありますがそれと
一緒じゃないですかね。
前々から思ってたんですけど、シュテガーって態度悪すぎる気がするんですけど。
今現在、サーブについての判定が全体的に甘い気がしますね。別視点カメラを設置して主審はモニターからも確認できるようにするなど、もっと選手が意識するように審判側から働きかけるべきでは?
シュテガーはロッテルダムのvs梁柱恩戦で度々サーブに
ついて警告とフォルトを取られ苛立ちを募らせていましたが、
フルセットの末に勝利しその後の審判と、
前述のことなど微塵も感じられないほど
礼儀正しい握手をしていたことを覚えています。
ほかのドイツ選手に比べあまり表には出てきませんが
広州の世界卓球では水谷を3-1、ロンドン五輪では
団体でボルが負けたパーソンを3-0で破ったりするなど、
凄くいい選手だと思うので、これからもあの豪快な
居合抜きバックドライブを武器に頑張っていってほしいです。
意外にもシュテガーのほうが年上なんですよね
譚瑞午選手のサービスは見るからに明らかに違反ですよね。私も左利きですので自然と右利きの選手と戦うことが多いのですが、右ききフォアハンドサーブの多くがボディハイドかハンドハイドのサービスです。私のような市民大会レベルはともかく、国際大会や全日本などの大会では審判をテニスのようにサイドラインに沿ってチェックしたりとか、サポートに小型カメラを設置して第3の審判的なことも必要だと思います。現状の主審、副審からではコートからの距離や角度から判断できないと思います。ならルールに記載されてもチェックできないと思いますので早急に改善して頂きたいものです。
※卓球競技はテニスなどに比べてもっと審判技術や設備も充実させないとダメだと思います。テニスのチャレンジシステムを見てつくづく思いました。