14歳と16歳の馬龍vsピシュテイ-サムソノフ
ちょっと趣向を変えまして。「14歳の」馬龍vsルボミール・ピシュテイ、同じく「16歳の」馬龍vsサムソノフの動画を。
馬龍といえば現世界チャンピオンにしてオロンピック・ゴールドメダリスト。名実ともに最強の選手ですが、若いときから強い選手でした。
動画一発目は14歳の馬龍。中国で行われた中国vsヨーロッパの試合のようですが、相手はスロバキアのルボミール・ピシュテイ。84年生まれですからこの頃はまだ19歳ぐらいだったと思いますが、かなり強い。しかし馬龍、スイングなどは今も昔もそれほど変わらないですが、体の線が細く、まだまだ「馬龍少年」って感じですね^^。
動画二発目は、2年後の2005年ドイツ・オープン決勝戦、vsサムソノフ。このときは世界ジュニアチャンピオンという肩書を身に着けていましたが、シニアのツアーでも荘智淵をストレート、呉尚垠を4-2、ティモ・ボルを4-1で沈めて決勝に進出するほどの、シニアでも超一流の選手にまで成長していました。この頃になると体つきもガッチリとなり始め、現在の馬龍にかなり近い。プレースタイルなんかはほぼ変わらない感じです。
この後にさらなるパワーを身に着け、弱点と言われ続けたメンタルを克服し、グランドスラマーまで登り詰めるわけですが、こんな時代もあったということで。13歳の世界ジュニアチャンプ・張本くんも、後を追ってほしいですね。
Ma Long at 14 years-old vs Pistej Lubomir Highlights China vs Europe 2003
Ma Long (16 years old) Vs Vladimir Samsonov: Final [German Open 2005
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (3)
馬龍マニアとしては、この動画は何度も見ました。14歳の馬龍はかわいいけど細っ、弱っ、て感じでしょうか。16歳の馬龍は本当に強いです。この試合の前のボル戦も見てますが、ボルにとって馬龍は天敵と言いたくなるくらい、若い頃から圧倒していました。2008、2010と勝てたのが不思議なくらいです。サムソノフとの一戦では、馬龍らしい華麗なラリーを連発します。そしてこの動画にはないですが、最終ゲームの同点からエッジボールをサムソノフに指摘されて、実に素直に認める可愛らしさ。サムソノフとドイツの会場の観客の称賛を受けました。次の世界卓球はドイツ。馬龍とボル、サムソノフ、みなベテランになりましたが、どんなプレーを見せてくれるか、楽しみです。
二年でここまで変わるのかと思うほどの筋力強化、ほとんど変身といっていいくらい。サムソノフの若々しい?プレーも見られて一度で二度おいしいですね。
今のインドオープンで張本君が二回戦でサムソノフと当たるので馬龍と比較して見てみると面白そうです