柳承敏vs王励勤
柳承敏の全盛期の動画を・・・とリクエストがありましたので、2003年11月に行われたプロツアーグランドファイナル1回戦での、柳承敏vs王励勤の動画を。全盛期というにはちょっと早いかもしれませんが、登り龍の勢いで世界ランクを上げていたころのプレーです。
当時の世界ランク1位は馬琳、2位が王励勤。柳承敏は13位で、順当に行けば第2シードの王励勤が勝ったであろう試合でしたが、柳承敏が大当たりを見せました。俊足を生かして豪快なフォアドライブを連打するプレーは、やはり迫力がありますね。
このグランドファイナルでは、初戦で王励勤にフルゲームの激闘の末競り勝ち、2回戦(準々決勝)では韓国にとって因縁の劉国正を4-1で降し、ベスト4に進出しています(ハオ帥に敗れ3位、優勝は王皓)。
この後の柳承敏は3位にまで世界ランクを上げ、アテネオリンピックで金メダルを獲得するのはご存知の通り。肉体を極限まで酷使するプレースタイルゆえ当たり外れも大きかったですが、乗っているときの勢いは凄まじいものがありましたね。
呉尚垠・朱世赫とともに、先のロンドンオリンピックを最後に代表を引退したそうですが(「代表」引退なので、今後も国内大会やチャンピオンズリーグなどには参戦するのでしょう)、日ペンの伝統を引き継ぐ選手が出てきて欲しいですね・・・。
2003 Pro Tour GF
Ryu Seung Min vs. Wang Liqin
にほんブログ村応援クリックお願いします(にほんブログ村卓球ブログ)
2013年1月12日
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (11)
この二人は卓球が噛み合うというか、どの試合も非常にダイナミックで面白いですね
この躍動感、獲物に襲い掛かるようなボールの威力、感動ものですね。ラケットの表裏をつかった現代卓球からは想像がつかない世界を感じます。
早速、動画をあげていただき感謝^^
私はまだ中学生なのでこの頃の試合を知りませんでした。
現代の試合と比べると昔の方がスリリングですね
今の試合の球の速さや軌道がえげつないですねwww
このような試合もいいと思いました
なんなら補助剤問題も全面解禁しても
いいと思ってしまうような内容ですね
柳承敏選手前半はフォアを抜かれる展開が多かったですが
後半は勢いが出て日ペンらしい卓球をしてますね
やっぱり柳承敏選手はフットワークがすごいですね
ところで韓国の3人が引退してしまって大丈夫なんですかね
韓国は若手があまり育っていないイメージがありますが…
ていうことはもう世界選手権とかに出ることは無いのですか?
だとしたら凄いショックです・・・TAT
この時期の王励勤を倒すとは。
元の映像が中国だと思うので、柳承敏選手が勝っている印象が薄いのですが、やはり日ペンのフォアドライブは、世界トップレベルでも天下無双の決め球ですね。(驚異的なフットワークがあればですが)
ピーク時はシェークより短いですが、許シンのようなフットワークを持つ日ペンの勇者は出てこないでしょうか。
>>4
キム・ミンスクがWR20位代にいて、50位代にも2人いますね
そうですね。ロッテルダム大会男子ダブルス銅メダルの金珉鉐/鄭栄植をはじめ、徐賢徳や李尚洙など、若手も粒ぞろいな印象が管理人としてもあります。偉大すぎた先輩たちのあおり(?)で大舞台での経験が浅く頼りない印象もありますが、これからグンと伸びてきそうな気がします。
管理人様、呉尚垠・朱世赫とともに、「先のロンドンオリンピックを最後に代表を引退した」といっていますが、確か三人とも2013年のプロツアーの大会にエントリーしていましたよ。
ていうことは、2013世界卓球パリを最後に、正式に引退をするってことですか?
卓球専門誌でなく、一般紙の中央日報オンラインの情報でしたので。
http://japanese.joins.com/article/203/157203.html
ツアーは出るけど世界選手権は代表権を得ても辞退するってことじゃないですかね、多分。
チキータが流行ってない時代なので、レシーブからの4球目がとても参考になりますね。やはりストップ&ツッツキからの展開はとても大切ですね。