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卓球強化書3│一流の技を動画で学べ!!

張禹珍vs村松雄斗 世界ジュニア2013

世界ジュニア2013男子シングルス準々決勝、張禹珍(ジャン・ウジン)vs村松雄斗の動画です。


新星のごとく登場し世界ジュニアのタイトルをさらった韓国のジャン・ウジンですが、実はこの2人、去年の世界ジュニア団体準決勝の3番でも対戦しているんですね。その時はゲームオール・ジュースで村松くんが辛勝していますが、その時と比べると今回は・・・。

まず目につくのは、カットの変化にあまり惑わされなくなっている、ということでしょうか。昨年はストップも多用していましたが、今年は回転量の多いフォアドライブでの力攻めを中心に試合を進めています。時折り打つスマッシュ系の打法も効いているようで、村松くんは終始押される展開です。相手の攻撃にも落ち着いて対処し、ジャン君の試合運びは安定してますね。

ただ、フォアドライブはかなりのものだと思いますが、攻撃型との他の試合を見ていても、ことバックに関してはそれほど怖いものは持っていないかな・・・という印象です。ブロック系、合わせる系が多く、バランスは良いですが驚異的なものはないかな、と(台上のバック技術は別にして)。その点では中国選手のほうがすごかったですね。

中国選手を3タテし、第1シードもカットマンも撃破しての優勝ですから、これはもう文句なしの結果ですが、これからシニアの世界でも活躍できるか・・・。注目したいところですね。

2013 World Junior Championship 1/4 Final
MURAMATSU Yuto (JPN) vs. JANG Woojin (KOR)


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2013年12月12日

コメント

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  • コメント (7)

    • カッコマン
    • 2013年 12月 13日

    う~ん村松選手、全体的にコースがバック、ミドルに寄ってしまってますね・・・
    何時の日かのセンケン戦でも同じようなことがあったので、その点とカットの深さが課題だと思いました。

    • KJ
    • 2013年 12月 14日

    管理者様とは見方が違うかもしれませんが、去年と見比べると村松君のカットが甘くなってる気がします。もしかして、攻撃力を上げる為に弾む用具にしたりしてないかなと感じました。カットの振り切りが昨年のが上に見えます。結果、切れ味も?張選手のカット攻略は、ループと高打点のスピードドライブによる連続攻撃+フォアストレートへの逆モーション気味の強打と思いますが、昨年は村松君のカットが切れて低かったからストップを多用している様にも見えます。カットが切れれば浅いストップも難しいです。 全体として村松君のカットの質が低下した感じがしました。それだけ相手の攻撃力が上がったのかもしれませんが。

    • utiha sasuke
    • 2013年 12月 14日

    張禹珍選手すごいっすね。
    今回は、スマッシュも多用されて厳しい展開になってしまいましたね。
    やはり表ソフトのカットは粒高のより打ちやすいのでしょうか?
    それとも単純に村松君のカットが張禹珍選手にとって
    打ちやすかっただけでしょうか?

    • ひで
    • 2013年 12月 14日

    村松君怪我で半年できなかったから
    今回は仕方ないでしょう。
    けど故障明けの大会でヤンアンに勝てるんなら
    勝ってほしかったです。

    • ユキ
    • 2013年 12月 15日

     いつも楽しく拝見させてもらっています。
     ジャン・ウジン選手は一昔前の「フォア主戦型」のシェイクハンドのようですね。これには長身を生かせる、ミドルが効きにくい、台上でフォアを打ち込める、サーブに変化をつけやすいなどの長所があります。管理人さんの言われるようにバックハンドが地味に見えるのもそのためだと思います。
     欠点はブロックに弱い、広角なコース取りに弱い、体力を使うなどです。最近の中国選手はバック主戦型の現代卓球が主流ですので、経験の浅いジュニア選手では対応できなかったのかもしれません。ワンハオ選手などは、このような選手(ユ・スンミンなど)と戦うときは、広角にコース取りをして対応しています。中国の主力選手には、すでに研究し尽くされている戦型ですので、ジャン・ウジン選手がシニアで中国選手と渡り合っていくのは難しいと思います。
    長文・駄文失礼しました。

    • KJ
    • 2013年 12月 16日

    と、書き忘れましたが…村松君のサービス、どうなんだろうなと。バックサイドからのフォアハンドの横系サービスが殆どですよね?例えば巻き込み系の逆回転をもっと混ぜるとか、バックハンドサービスで目先を変えるとかハイトスサービスを短長とかですね…もちろん動画から全て判る訳も無く、彼のフォアハンドサービスも回転量やコース、上交ぜたり下交ぜたりはしているんだとは思いますが、それでも尚単調な気がします。攻撃に関してはバックハンドの強打(反転無しで表ソフトで打ってますね?)はスピード•コース共に良いと思います。意外性も有り得点力は非常に高い。下回転系のサービスをツッツかせて三球目をバックハンドドライブなども有れば、よりオールラウンド性が高まるかと=彼はスイングスピードが有りますし、面の出方がスムーズなので実戦レベルでのバックハンドドライブが必ず習得出来ると思います!一方、フォアハンドの攻撃は正直魅力を感じません。長身の影響も有りましょうが、腰高でぎこちなく見えます。連打も世界レベルでは得点力が高くは無い?現に、この試合でもかなりの確立で一本目を完璧にブロックされ、以降のラリーでは不利な展開になるパターンが目立ちます。かなり曖昧なんですが、攻撃選手の様なフォーム•姿勢でのフォアハンド攻撃…朱世赫とか渋谷浩さんのドライブ、松下浩二さんのスマッシュなどはカットマンの攻撃としてはフォームも威力も素晴らしいと思いますが、そんな型が欲しいと感じました。酷評に過ぎるかとも思いましたが、彼に対する期待も込めてコメントさせて頂きました。すみません、好き勝手な事を…m(_ _)m。

    • YS11
    • 2013年 12月 16日

    あの「アエラ」11.11の「五輪の栄光をこの手に」でなんと村松君がトップで載っていました。卓球です!以下柔道男子原沢、サッカー女子三宅、バレー女子古賀です。コラム欄には白井、桐生と並んで卓球伊藤美誠も(なぜかバドミントン16歳山口茜が載っていません)。
    朱セヒュクやジオニス(なんとドイツトップ2を連破!)といった最近勝っているベテランカットマンに比べ、確かにフォアドライブがまだ弱いようですね。海外からも注目されていた素質、来年の優勝に期待したい所。なんと1月全日本ではいきなり塩野選手とのカット対決です!(スーパーシードが公表)。世界代表選考にもかかわる対決ですか。その次は対松平賢二、準々決勝で第一シード丹羽孝希(森薗君とその前に!)・・これは’死のブロック’?もったいない、が、注目の試合続きですね。

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