平野早矢香選手 引退試合
ビッグトーナメント2016佐賀大会、女子シングルス2回戦平野早矢香vs藤井優子戦の動画です。
ご存知の通り、この大会は平野早矢香選手の引退試合。長らく日本女子卓球界を牽引してきた偉大な選手が、ラケットを置くことになりました。
日本卓球界が低迷し、ほとんど帰化選手頼みに近い状態だった2000年台前半の卓球界に現れた、努力の人。全日本で優勝すること5度、オリンピックの銀メダルを獲得するなど、輝かしい成績を残しました。
古武士のような求道的な姿勢から、鬼だ無双だと言われることもありましたが、「小さな大会の1回戦だろうと、オリンピックの試合だろうと、同じように最高の準備をして試合に臨んできました」との言、全てのスポーツ選手が範とするに足る、心技体全ての揃った素晴らしい選手でしたね。
今後どのような道に進むのかはわかりませんが、第2の人生でも成功を収めて欲しいと願わずにいられません。
長い間の選手生活、日本卓球界に残した足跡、ほんとうにお疲れさまでした。
2016年4月10日
コメント
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コメント (7)
勝負師の時の平野選手の鬼の形相、頭から離れません。団体戦ベンチ内では、心の支えとなりチームを引っ張ってくれました。星野美香さんと並んで日本卓球界の宝でレジェンドです。試合直後の藤井選手の涙が全てを物語っていると思います。後進の指導、是非お願い致します。長い間、本当にお疲れ様でした。
追申、巻き込みサーブの代名詞と呼べる選手でした。こだわりがあり極めていたと思います。
平野早矢香選手,長い間本当にお疲れ様でした.
オールラウンダーさんおっしゃるように,試合直後の藤井選手の涙が全てを物語っていますね.
モスクワ大会準々決勝韓国戦の対朴美英戦
東京大会準決勝中国香港戦の対呉穎嵐戦
2008年全日本決勝対王輝戦
など大激戦を制した試合が思い出されます.
引退表明後の東京選手権とビッグトーナメントを見られなかったのが残念ですが,最後の全日本の平野美宇戦を見られたのでよしとします.
昔,荻村伊智朗が「ステラン,チャンピオンの最後の仕事は次代の選手に負けることなんだよ」と言ったという話ですが,
まさにそういう最後の全日本でした.
ステランとは1971年世界チャンピオンのステラン・ベンクソンです.
最初に観たのが名古屋での全日本、ジュニアで必死の形相で四天王寺勢を連破していた。その帰り、駅ホームでコーチと可愛らしく語っていたのも印象的でした。
その後、全日本でカットの王輝に勝って優勝後のインタビューの涙は忘れられません。また、おととし代々木の世界団体香港戦の大逆転は日本を救いましたね。一度海外の大会で頂いたサインは本当に丁寧なものでした。
平野早矢香選手、ありがとう、お疲れ様でした。
平野選手、数年前の全日本選手権終了後の高田馬場付近ですれ違ったことがあります(国際卓球に顔を出していたのかな?)。
「優勝おめでとうございます」の声がけに笑顔で返してくださいました。
小柄で華奢な身体に似合わずパワフルで、特にカットマン相手の試合では無類の強さを発揮されていました(王輝選手との全日本選手権決勝における促進ルール下での攻防は、彼女のベストバウトだと勝手に思っています)。
引退は残念ですが、これからも卓球に携わってほしい
と切に願います。
本当にお疲れ様でした!
僕は涙が出てきました。感動をありがとう平野早矢香
お疲れ様でした。2004年のドーハ以来想い出は尽きませんが、少し休んで是非第一線に指導者として戻ってきて欲しいです。個人的に平野早矢香選手は藤井寛子さんともに、将来の女子代表監督として期待しています。