劉詩ウェンvs武楊 女子ワールドカップ2013
女子ワールドカップ2013女子シングルス決勝、劉詩ウェンvs武楊の動画です。
劉詩ウェンは前評判通りの実力を発揮し、本戦準々決勝でユ・モンユ、準決勝で姜華君をあっさりと降し決勝進出。武楊も準々決勝で福原愛、準決勝で馮天薇を沈めています。
さて世界最強女子チョッパーの武楊ですが、『それほど強くない』・・・と錯覚しそうです、劉詩ウェンを相手にすると・・・。
福原愛にしろ馮天薇にしろ、武楊を打ち抜ける攻撃力はなく、かと言ってカットの変化にもなかなかついて行けず、ツッツキで粘りチャンスを伺う展開が主体でした。攻めていても途中で根負けし、つないだところを打ち抜かれたりも。
しかし劉詩ウェンは、迷いなくバシバシと打ちに来ます。カットの変化をウリにする武楊が、逆にドライブの変化に惑わされているような。同じ中国選手で慣れているというのももちろんあるんでしょうが、劉詩ウェン(というか、中国トップ選手?)の変化を見切る目は、他国選手と次元が違うように感じさせられます。他の試合では効きまくっていた武楊のドライブ攻撃も、劉詩ウェンには易易とブロックされる場面も多く、勝機が見いだせなかったよう。
ただ、試合後のインタビューで2人が揃って「経験の差」を勝因(敗因)にあげていましたが、武楊のパフォーマンスが準決勝以前に比べ低調だったわけでもなさそうですし、ううむ、何が経験の差なのか、わからん・・・。
Women´s World Cup 2013, Final
ダイジェスト:画質悪し
Liu Shiwen (CHN) vs. Wu Yang (CHN)
フル:画質良
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2013年9月25日
コメント
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コメント (6)
すさまじく圧倒してますね。。
途中からフォアロングの返球を狙い打ってたようですし。
武楊と日本人選手との試合を見てないのでわからないですが、
そんなに守備力が低いわけではないように思えるのにビシバシと。。。
コース取り、緩急、回転量の変化、そこらへんが上手いんでしょうね。
劉詩ウェンのカット打ち、現役の選手では世界1ですね!
武楊に勝機はありませんでした。武楊が勝つには劉詩ウェンの繋ぎのループドライブを一発でしとめる攻撃力!フォア対フォアで優位にたてるドライブ力!やはり女性の朱世赫を目指さないと劉詩ウェンには勝てないでしょう?
順応して適切にドアイブを打っていますね。羨ましいです。
でも、その事や勝敗より、試合後にお互いきちんと握手している事に注目してしまいました。
信じられないほどの圧倒ぶりでしたね
相手に合計で19点しか与えないとは・・・
しかしこれだけ完璧に武楊選手に勝ったのですから
この試合を生かし
今後の日本のカット対策に期待したいですね
「女性の朱世赫」といいますが、朱世赫も中国のトップ選手には歯が立たないのですから、目指すモデルにはならないでしょう。
常に低い弾道のカットを返していく。至難の技ですが、そこを追求していくしかないのではないでしょうか。
詩ウェンが打つとき、左手を高く振り上げるのはカワイイですね。
日本選手に無敗の最強カット武楊を劉詩ウェンがどう攻略するか、小柄ながらカットに無類に強いその理由とは、興味が湧きました。しかし余りに一方的、最初から最後まで一本も緩める事もなくほぼノーミス、これは滅多に観られないと・・
予想以上にカット打ち自体が強烈です。’振りの速さ’や’体幹の強さ’の成せる技ですか。武の攻撃もほとんどカウンターされています。武はワールドカップ決勝という大舞台で力を出し切れなかったのか。そこが経験の差ですか。逆に劉は勝利後に笑顔で手を振っていた。’観客の集中力’にも後押しされたと見えました(笑)。