キム・ヒョクボンvs蒋澎龍 北京五輪
ロンドンオリンピック、中国に立ち向かえるかと思われていた数少ない選手達が、ことごとく準々決勝にたどり着くことなく敗れ去るという、非常に波乱に満ちた大会になっています。そんなサプライズの第一弾が、朱世赫が初戦である3回戦で敗れ去ったことでしょう。相手は北朝鮮のキム・ヒョクボン。
ロンドンオリンピックの動画は当分上がりそうもないので、北京オリンピックでのキム・ヒョクボン(北朝鮮)vs蒋澎龍(台湾)の試合動画をば。
日ペンの蒋澎龍、この北京五輪のときはかなり良い状態でしたね。アジア予選でも水谷をあわや敗戦というところまで追い詰めましたし、蒋澎龍が最後の輝きを放った試合か・・・。バック対バックでここまでシェークと渡り合えるペン選手も数少ないことでしょう。
キム・ヒョクボンは両ハンドをバランスよく振れる、中国とヨーロッパの中間のような戦型。ロンドン五輪の公式チャンネルでキム・ヒョクボンvs朱世赫の試合を見ましたが、張継科そっくりのカット打ちをしていました。恐らくロッテルダム世界選手権での張継科vs朱世赫戦を研究し尽くしたのではと思いますが、データが少ないうえに鬼強い北朝鮮の選手達は、毎度サプライズを起こす怖い存在ですね。
波乱含みのロンドン・オリンピック、メダルを賭けた日本人3選手の個人戦、そしてこれから始まる団体戦での活躍を期待しましょう。
2008 Olympics Round of 64
CHIANG Peng-Lung (TPE) vs KIM Hyok Bong (PRK)
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2012年7月31日
コメント
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コメント (5)
ティモボルはロンドン五輪でどうなったか分かりますか?
ボル様は、4回戦でルーマニアのクリサンに1-4で負けました。
…北朝鮮ってあまり国際試合に出ないわりに、いきなり妙に強い選手を投下してきますよね。うーん、不気味です・・・
シェイクマンさん ボルはクリシャンに敗れました。
ボル、水谷が4回戦で敗れるとは・・・
団体戦では切り替えて頑張ってほしいですね。 連続ですいません