カズオ・マツモトvs王建軍 チャンピオンズリーグ2016
チャンピオンズリーグ2016/2017シーズン、マネキン・トルン(チェコ)vsウォルターヴェルス(オーストリア)の4番、カズオ・マツモトvs王建軍の動画です。
いや~、ペンホルダー贔屓の管理人としてはどちらにも勝ってほしいし負けてほしくないのですが、特に日ペンを偏愛する者としては、やはりマツモトに勝ってほしい…かな。
王建軍は一昨年、フランスのポントワーズ所属でチャンピオンズリーグ決勝戦まで進出していましたが、今シーズンはウォルターヴェルスに活躍の場を移しています。両面使いのペンホルダーですが、長年中国の国家隊で柳承敏のコピー選手を努めていただけあり、裏面は補助的に使用するだけで比較的オーソドックスなペンドラと言えるかと思います。
対するカズオ・マツモト。ワールドクラスでは近い将来の絶滅がほぼ確実視されている片面日ペンドライブマンですが、水谷選手(2013ワールドチームカップ)や丹羽選手(2016韓国オープン)にも勝っているというスーパーな選手、日ペンの最後を守る侍(?)です。日ペンの長所といえばフォアドライブですが、そこは世界トップレベルの中で比較して見るなら、威力はそれほどでもないかも。しかし絶対的な短所といえるはずのバックが異常に巧く、かつペンの特徴を活かした台上フリックも恐ろしく巧い。ブロックも堅固で、いやらしいループドライブや逆モーションもありの、その独創的なプレーは感動モノです。
恐らくこのマツモト選手をもって、ワールドクラスから片面日ペン選手は姿を消すと思いますが…末永く活躍してほしいところです。
Champions League 2016/2017: Cazuo Matsumoto (Toruń/POL) x Wang Jian Jun (Walter Wels/AUT)
2016年10月31日
コメント
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コメント (5)
マツモト選手の管理人さんのコメントに激しく同意。
バックが強いということは対中国選手に対して絶対的に有利のようですね
李延祐はどうなったのでしょうか
それにしても日ペンドライブの威力と言うか破壊力は凄いですね。
王選手もほとんどブロック出来ていない感じです。
王選手、マツモト選手の回転の良く効いた球にてこずっています。又、良く効いたストップと快速プッシュに翻弄されています。マツモト選手、凄い。現卓球界で見かけない稀少種で頑張れ!生き残れ!