オーケストロムvsルンクイスト スウェーデン選手権2013
スウェーデン選手権2013男子シングルス決勝、オーケストロムvsルンクイストの動画です。直通パリより、こういうマイナー試合を優先して上げる管理人であります(笑)。
ルンクイストは過去4度スウェーデン選手権を制している大ベテラン選手。昨年もパーソンを破り優勝していますが、2連覇・5度目の優勝なるか・・・という試合です。
対するオーケストロム(アッカストロムとかアケストロームとかとも表記されています)は、男子では世界的に珍しい片面ツブ高の異質攻撃型。’05世界ジュニアで水谷隼に敗れベスト4だった選手ですが、’09ヨーロパ選手権でオフチャロフを追い詰めた試合は衝撃的でしたね。3回戦でパーソン、準決勝でノルドバーグを下し決勝進出です。
で、試合ですが、ツブ高の変化と打点の早いフォアカウンター、そして反転しての鋭いバックハンドで序盤のペースを握るオーケストロム。しかしフォアの威力不足は如何ともし難し、後ろに下げられると苦しくなります。以前よりも下がっての打ち合いに強くなっている印象がありますが、この部分ではやはりトップ選手としてはかなり見劣りします。ツブ高の変化と打球タイミングの速さ&コース取りでどこまで相手を崩せるかが勝負どころ、この辺の攻防は興味深いです。
さて、男子で粒高異質攻撃選手が、欧州の国内選手権で頂点に立てるか・・・。結果は動画で。
Swedish Championship 2013, Men’s Singles Final
Fabian Akerström vs Jens Lundquist
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2013年3月5日
コメント
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コメント (6)
オーケストロムの粒高バックの
ロングはどうやってだしいているのでしょうか。
プッシュ系でしょうか。
それにしても切れているような。
それにしてもやりましたね。
スウェーデンではこれからも
こういう世代交代は起こりがちかと思いますが、
その兆候ですかね。
同じ戦型として嬉しいです!
これでパリのシングルスに組み込まれればいいんですけど…
スウェーデンもやはり世代交代なのでしょうかね。
パーソンとかにはまだがんばって50まで引退しないでほしいのですが、やはり無理でしょうか?
あと申し訳ないのですが、ドイツ選手権2013の決勝、ボルvsメンゲルの動画がどっかのサイトでUPされているかわかりますか?
私もオーケストロム選手と同じ戦型です。
カットでしのぐ場面も多いですが、バッククロスのラリー展開で優位に進めているのが分かります。
反転のバックドライブやバックプッシュもとても効果的ですね!
オーケストロム選手の粒高バックハンドはナックル性のボールとカット性のボールが混じっているのでしょうか?
ツブ高は何使っているんですか。
バックの攻撃が効果的ですね。
2011年から変えてなければアカディL2でないかと…。
http://www.jasupo.jp/download/201106donic.pdf