ウェシュvsマテネ フランス選手権2015
フランス選手権2015決勝、ウェシュvsマテネの動画です。
ウェシュは準決勝で若手のブレトンを沈め、昨年に続いての決勝進出。世界ランクではゴズィ、マテネ、ルベッソン、エロワに次ぐ5番手ですが、やりますね。
決勝の相手はマテネ。ルベッソンを4-1で沈めてファイナルまで勝ち上がってきました。
ウェシュは第1ゲームの出足から、マテネのお株を奪うような強烈なバックハンドを炸裂させています。2連覇にかける意気込みは凄そう。
しかし、ウェシュはカットや横回転ブロックなどを使う超変則プレーヤーですが、こうしてみると意外にも、マテネも負けず劣らずの変則ですね。互いにカットあり横回転のブロックあり超カーブドライブありと、変化のオンパレードです。
試合はもつれにもつれるエキサイティングな展開に。どちらが勝ってもおかしくない展開ですが、最後の勝負どころは精神力、いかにビビらず攻撃の手を繰り出すか、というところにありそうです。
”早い打点で早く連打”という、現代(中国)卓球とはかなり異なるスタイルですが、白熱の燃える試合です^^。
Adrien Mattenet vs Stephane Ouaiche (French National Championships 2015) Final
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2015年3月3日
コメント
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コメント (13)
うーん、これが決勝なのかと思うほどのレベルの低さ、時代錯誤っぷりですね。
これではドイツ、ポルトガルにいつまでたっても勝ち目ないでしょう。
こういう変則卓球はシーラ選手が思い出します。
ウェシュ選手はフォアの打点が遅すぎて他の左ききトップ選手ならエースをとるようなボールもループドライブになってしまうのがもったいなくおもいました。
数年前からフランスのジュニア世代はヨーロッパでもトップクラスですがシニアの世界大会には上位に全く出てきません
それが顕著に表れた試合ですね
ボールタッチがいいのは立派な才能ですがそれだけでは勝てないのがよくわかります
フランスではカットが流行ってるんですかね笑
フランスの変則プレイヤーといえばシーラ選手を思い出しますね
彼らのプレーを見ると卓球に正攻法はないのかなと思いますね。
両選手とも最終ゲームのメンタルは凄まじいと思いました。
彼らの変則的な球質にトップ選手達はどう対応してるんでしょうね。強烈なサイドスピンがかかっててもやはり前でさばいたほうが良いのでしょうか。
大きなラリーの展開は好きですが、変則合戦になるとなかなかしんどいですよねw
ゴズィはどこで負けたのでしょう?
彼はアジアにも対抗できる逸材だと思います!
全日本選手権の決勝でもこれぐらいの熱戦をみてみたいですね^^
シーラ選手の名前が挙がりましたが、彼はクレバーなプレーで馬琳選手を追い詰めたことを思い出します。しかし、ウェシュ選手が現在の中国トップと競る展開はあまり想像できません。早い展開をデフォとして、そこに変化が混ざる形にしないときついように思います。
最終セットは見応えのあるシーソーゲームだと思います。
コメントにもありますが、ジュニアではゴーズィ・ロビノに代表されるラリータイプ(中後陣)の選手が成績を残すために、それを是とする指導方針なのでしょうかね。
ガシアンという偉大なるチャンプを輩出した国で、こうも前陣の選手が少ないのはちょっとどうかと思います。この試合、一本も(前陣の)カウンターがありませんね。
世界選手権パリ大会や、自国リーグの熱狂を見てもフランスではそこそこ卓球が人気あるようです。
この決勝も会場に4千人程、ネット配信では1万人以上が見ていたそう。
彼らが世界で勝てるようになれば、もっと人気は上がるんでしょうけど、ほとんどの選手が20年前のプレースタイルなんですよね・・・。
SHINさんがおっしゃるようにヨーロッパジュニアは数年前からフランスの一強、完全無双時代です。
ただヨーロッパジュニアでは勝てても、それ以降はとんと勝てません。
彼らの中から次のボル、オフチャロフ、サムソノフ、フレイタスのような才能が出てくるとは到底思えず、ヨーロッパ卓球の将来を憂いてしまします。
フランスはせっかく人気があって、強化にお金もかけているのですから、もうちょっと育成方針を考えてほしい。
トップがこれでは絶対に世界で勝てない。