アポローニャvs陳剣 チャンピオンズリーグ2015
チャンピオンズリーグ2015/2016の試合から、アポローニャvs陳剣の動画です。
37歳のベテラン選手、陳剣。しかしベテランとは思えないほど、よく動き良く打ちます。3球目バックドライブの威力が目につきますが、表面のバックショートも巧いです。回転量の多い裏面ドライブで攻めてきたかと思えば、表面ショートで早いタイミングで弾かれる…。相手としても、かなりやりにくいのでは。
しかしアポローニャ、ラリー能力の高さが素晴らしいですね。プレー領域の広さが見事。先手を取られ後ろに下げられても、そこからまた得点していく強さがあります。
試合は派手なラリー戦になり、見応え充分。アポローニャが押し気味で試合が進むも、陳剣が脅威の粘り腰。第3ゲームでマッチポイントを握られながら盛り返し、第4ゲームも出足で大量リードされるも追いつき逆転。
抜きつ抜かれつ、最後までどちらが勝つかわからないナイスゲームです。
Tiago Apolonia vs Chen Jian (Champions League 2015/2016)
2015年12月2日
コメント
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コメント (6)
1ゲーム目何かあったんですかね?アポローニャのサーブで始まってデュースになった以上アポローニャのサーブで終わるのは不思議ですが警告か何かですか???
1セット目の最後で、レシーブが雑に見えるのですが、なぜでしょう
陳選手 卓球が柔らかく懐が深いですね。
ロングサービスからのラリーもうまく繋いでますね。
バックドライブがうまいですね。ほとんどノーミスで
角度もあります。
ナイスゲームです。
>>smetさん
この動画のyoutubeでのコメントによると、1:09のプレーはサーブレット後のやり直しみたいです。
その1:09のプレーの前に陳剣がサーブレットした時、アポローニャがネットに引っ掛けてしまいました。審判は陳剣にサーブのやり直しをさせたのですが、その一方でスコアボードが12-12のままだったみたいです。
つまり1:09のとき本当は12-12ではなく、11-12だったそうです。そしてこのポイントをアポローニャがとってセットを取ったと思ったアポローニャはコートから離れたのですが、勘違いした審判がアポローニャに警告をしたそうです(スコアボード上は12-13のため)。それで試合は10分間中断されて、驚くことにアポローニャの主張は通ることなく試合は12-13で再開されたみたいですが、陳剣がポイントを譲ってこのセットは終わった、、、らしいです。
陳剣選手は、レシーブ時に一瞬少しだけ飛んでからレシーブ体制に入りますが、日本ならば直されるような癖でしょうか。
サービス出すタイミングをずらされると、弱点になると思いますが、直されますか?
スピード21さん、解説ありがとうございます
試合の進行、得点の管理をする側が卓球初めて3日レベルのミスをしていいもんなんですかね・・・
去年のジャパンオープン決勝の誤審よりひどい、誤審ではなく、審判側のミスですね。
陳剣選手が状況を把握し、フェアプレー精神で場を収めてくれてよかったです。