張本智和vs趙勝敏 世界ジュニア2016
世界ジュニア2016男子シングルス決勝、張本智和vs趙勝敏の動画です。
13歳にして決勝まで上り詰めてしまった張本くん。今大会では男子団体優勝、龍崎東寅と組んだダブルスで準優勝、平野美宇と組んだミックスダブルスでベスト8と、これだけでもスゴイですが、シングルでもファイナリスト!3回戦でアジアジュニアチャンピオンの徐海東(中国)、準々決勝でヨーロッパユース・ジュニアチャンピオンのカシン(フランス)、準決勝で中国の楊碩と強豪を連破。勝てばもちろん、松健の15歳と259日の記録を大きく更新する最年少優勝ですが、いや~、化け物ですね。
相手は韓国のエース趙勝敏。2年前の韓国オープンで丹羽孝希を4-3、近いところだと6月の韓国オープンで吉田海偉に4-2、8月のチェコオープンでは大島祐哉をストレートetc、強豪を次々と喰っている若手のホープです。これは厳しい戦いになりそう…。
序盤は趙勝敏ペースで2ゲームを連取、苦しい立ち上がりです。しかしそこから、じりじりとペースを引き戻す張本くん。全身を使ったフォアドライブ、巧みなバックハンドに固いブロック、ドライブとフラットな打法の混じった球質の変化に勝負度胸。いやいや、素晴らしいの一言ですね。
最終ゲームまでもつれた試合の結果は…。動画でどうぞ。
WJTTC 2016 Highlights: Tomokazu Harimoto vs Cho Seungmin (Final)
(フル動画)
2016年12月8日
コメント
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コメント (9)
まさに怪物
この調子で頑張って欲しい
16歳の時点で樊選手のデビューより強いと嬉しいですね。
この若さで世界ジュニア制すとは…素晴らしい!!
相手の趙勝敏も、ダブルス2種目優勝、シングルと団体で銀、とすごい成績ですね。将来が恐ろしい選手です。
苦しい立ち上がりから追い越し、その後6ゲーム目を奪われてからの勝利は、素晴らしいメンタルですね。
フォアハンドの踏込と、バックブロックのタイミングの速さとコントロールが光ります。
良い指導者に恵まれれば、五輪や世界選手権の金メダルも現実味があるように思います。
失点時には肩を落としたり頭を掻いたり、見てるこっちもハラハラ。お父さんも水を飲む飲む。でも心の中はフル闘志だったのね。
対して淡々とプレーする趙勝敏はもの凄い身体能力とセンスの持ち主で、中国もうかうかしてられませんな。
若くして強いと将来しぼむケースもあります。
それは身長伸びてフラット系の打球点変わるから?
なんとかクリアして欲しいもんです。
ひょっとすると、今現在で すでに 技術的に 日本一 バックハンドがうまいんじゃないかな と思ってしまう。
これからまだまだパワーが身に付いてくるので、将来的には打ち合いで中国人を負かす日が来るのかもしれない
後は、いかにいいコーチを探すかが重要な気がしてならない
今の日本のコーチだと伸び悩みそう